漫画『カグラバチ』第105話「変身」のブログ記事を以下にまとめました。
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『カグラバチ』第105話「変身」:剣聖の真の力と新たな局面
週刊少年ジャンプで連載中の『カグラバチ』第105話「変身」が公開され、物語は新たな、そして衝撃的な局面を迎えました。剣聖・曽我明無良の完全なる復活と、その圧倒的な力が読者に大きな衝撃を与えています。
あらすじ
第105話は、剣聖・曽我明無良が幽の肉体を完全に支配し、「変身」を遂げるところから始まります。幽の身体を乗っ取った剣聖は、自身の美学にそぐわないスーツを脱ぎ捨て、伝統的な着物に着替えるという、余裕とも狂気ともとれる行動を見せます。
座村は真打の侵蝕から幽を救うべく「雀」の炎で治療を試みますが、真打と幽の肉体の接続は「状態異常」ではなくなり、剣聖による完全な憑依が完了したことを悟ります。 完全に復活した剣聖は座村と対峙し、彼の治った目について言及します。
そして、剣聖は新たな技「蝶」を放ちます。その一撃は、巨大なビルをも瞬時に両断するほどの絶大な威力を持ち、座村を圧倒します。 座村の生死は不明ですが、無事では済まない状況です。 千鉱は剣聖の規格外の力にただただ呆然と立ち尽くすばかりでした。 さらに、剣聖が千鉱の母方の叔父、つまり六平国重の義弟であることが明かされ、物語は血縁による新たな因縁へと深く切り込んでいきます。 剣聖は国重が妖刀を封印した理由を問いかける場面もありました。
考察
今回の「変身」というサブタイトルは、剣聖が幽の肉体を完全に掌握し、自身のスタイルへと「変身」したこと、そして物語のパワーバランスが大きく「変身」したことを示唆しています。剣聖の登場は以前から示唆されていましたが、その力がここまで圧倒的だったとは予想外でした。座村を瞬時に、かつ広範囲攻撃で圧倒したことから、他の妖刀契約者たちをもってしても、正面からの対決では非常に厳しい戦いになるでしょう。
剣聖が千鉱の叔父であるという事実は、六平家の因縁をさらに深く掘り下げます。六平国重が妖刀を封印した理由と、剣聖が妖刀を巡る争いに深く関与する理由が、今後の物語の鍵となるでしょう。剣聖が「なぜ義兄さんは妖刀を封印した?」と問いかけたことから、国重の行動には剣聖の思想と相容れない何かがあったことがうかがえます。
また、剣聖が幽の身体を乗っ取ったことで、毘灼の勢力図にも変化が訪れる可能性があります。幽の格が下がったという意見もあり、剣聖が幽の身体を使って毘灼を乗っ取る展開も考えられます。
感想
第105話は、まさに衝撃の連続でした。剣聖の登場シーンから、その立ち振る舞い、そして放たれた「蝶」の圧倒的な威力には鳥肌が立ちました。ビルを両断する描写は、剣聖の力のレベルを視覚的に強烈に印象付け、読者に絶望感すら抱かせるほどです。
特に印象的だったのは、剣聖がスーツから着物に着替えるという、緊迫した状況下での奇妙なまでのこだわりです。この行動は、剣聖が単なる狂人ではなく、独自の美学と信念を持つ存在であることを示しており、彼のキャラクターに深みを与えています。
そして、千鉱の叔父という血縁関係が明かされたことで、個人的な復讐劇がさらに複雑な家族の因縁へと発展し、今後の展開から目が離せません。チヒロがこの規格外の強さを持つ叔父にどう立ち向かうのか、そして座村の安否も気になるところです。物語の根幹を揺るがすような展開に、次週が待ち遠しくてたまりません。